世の中に共通の常識は存在しない

子育て,考え方,友だち

脳が何かを判断しようとしたとき、どうしても

となるものが必要となります。

それが「常識」です。この常識は、それまでに

験や知識として脳に刻まれてきた情報によってつ

くられています。

 

常識は脳の成長とともに変化していくものなので

す。

ですから世の中に共通の常識は存在しません。常

識はあくまでその人個人の考え方でしかないので

す。

 

よく「常識から外れている」とか「非常識」とか

「常識がわかってない」などと口に出して憤慨さ

れている方がいますが、脳科学の観点から申しま

すと、単に「自分とは考え方が違う」ということ

です。

 

遺伝子も育ってきた環境もみんな違うわけですか

ら、考え方の同じ人はこの世には存在しません

似たような考え方を持っている人はいます。

そうした方が友だちになっているのです。「類は

友を呼ぶ」とは、まさしくこのことを指していま

す。

 

 

「ダメ」を「いいよ」に変える

子育て,叱る,ダメ

とかく自分の子供に対しては、常識と称して自分

の考えを押し付けていることがあります。

この考え方が子供の脳の土台になるのです。

 

子供がお母さんの考え方の影響を強く受ける原因

はここにあります。

「あれをしてはダメ」「こんなことをしたら迷惑

になる」「そんなワガママは誰も言ってない」。

 

こんなことを口にした経験があるのではないでし

ょうか。

子供はいつも「どうして?」という疑問を持って

います。

 

その疑問に、理解できるような説明をしてあげて

いればいいのですが、多くの場合は「頭ごなしに

命令口調」になっています。

 

子供の脳は理由もわからず、または理不尽な理由

一方的に興味や関心を打ち消されているのです。

これでは自由な発想想像力が育まれるはずがあ

りません。

 

「ダメ」の理由を理解できるように説明できない

ことや、煩わしいようなときには「いいよ」に置

き換えて見てはいかがでしょうか。

その代わりにルールをつくってあげるのです。

 

 

子供の興味や関心を満たしてあげる

子育て,興味,関心,可能性

夕飯の買い物の途中に公園で遊びたがったとしま

す。

大抵は「買い物が遅くなっちゃうからダメ」とか

「後でね」なんていうことを言ってませんか。

これを「ダメ」ではなく「いいよ」に変えます。

 

「いいよ、でも買い物に行かないと夕ご飯が食べ

られなくなるから、滑り台を3回にしようね」

というような感じです。

 

当然のようにそれでは終わりませんが、脳として

興味や関心が否定されずに肯定されたことにな

ります。

 

ですから約束どおりにそれで終えさせてもまった

く問題はありません。

ゲームばかりしている場合でも、「ダメ」ではな

く「いいよ」です。

ゲームをする時間を決めてあげればいいのです。

 

 

子供の可能性を伸ばす目を持つ

子育て,可能性

子供の脳の情報量は多くありません。

何かを考えるにしても「指標」というものが見当

たらないことがほとんどです。

その指標となるのが「ルール」です。

 

子供にとっては「ダメ」と頭ごなしに怒られるよ

りも、「ルール」によって指標ができることの方

がいいのです。

 

ルールでがんじがらめにすることはよくありませ

んが、指標をつくってあげることは子供とっては

ありがたいことなんです。

 

「ダメ」という言葉が減るだけで子供の脳は安心

します

「ダメ」という言葉の数が多い子供ほど “当たり

前の考え方” しかできなくなってしまうのです。

 

子供には “無限の可能性” があります。

その可能性を伸ばすのは、「興味と関心」を抱

くことです。

大人の目には道端に落ちている石ころであって

も、子供の目には “宝物” に見えることもあるん

です。