年代を問わず、興味のある美容成分は同じ

年代別の「興味のある美容成分」についてのアン

ケート調査結果をご覧ください。

年代別興味のある美容成分
電通九州調べ

 

年代を問わず上位を占めているのは「コラーゲン」

「ヒアルロン酸」「プラセンタ」「ビタミンC」

す。

 

これらの成分は日常的によく耳にする成分です。

でもこれらの成分がどんな働きをするのか、私た

ちにどんな効果をもたらしてくれるのかについて

は詳しく知らない方も多いと思います。

 

基本的な知識をもつことで、あなたにとって必要

なものなのか、どんな使い方がいいのか、何を選

べばいいのかを知っていただきたいと思います。

 

美肌については、コラーゲン、ヒアルロン酸、ビ

タミンCはセットと考えてください。

コラーゲンとヒアルロン酸は肌組織の真皮を構成

する成分で、これらが美肌を保ってくれます。

このコラーゲンとヒアルロン酸が働いてくれるた

めに必要なのがビタミンCなんです。

 

 

 

コラーゲンを飲んで、効果があるのか ? ないのか?

コラーゲンについて見ていきましょう。

以前より「コラーゲンはお肌によい」とされてき

ました。しかし一方で「コラーゲンを飲んでもコ

ラーゲンが増えることはない」という専門家の意

見もあります。

果たしてどちらが正しいのでしょうか。

 

コラーゲンは美肌を保つ真皮を構成する成分です

から「コラーゲンがお肌によい」というのは正し

いことです。

 

問題はコラーゲンを飲んでも身体のなかでコラー

ゲンが増えないという学説です。

コラーゲンを身体のなかに取り込んでも、コラー

ゲンがアミノ酸に変化してしまい、コラーゲン自

体のもつ働きができないということなんです。

 

またコラーゲンを直接皮膚から取り込もうとして

も分子が大きいために肌の組織には浸透しない

です。

 

これらがコラーゲンを飲んでも身体のなかでコラ

ーゲンが増えないという理由です。

人の身体の仕組みはまだわからないことばかりで

す。 コラーゲンについての研究も盛んに行われて

います。

研究

そうした実験によってコラーゲンの分子を小さく

したコラーゲンペプチドが開発され、コラーゲン

ペプチドによって、肌の水分量の上昇やシワの改

善が認められたという報告も出てきました。

 

 

効果があるかどうかは個人の遺伝子と生活環境で決まる

実は人の身体の仕組みは人によってさまざまなん

です。もともと持っている遺伝子生活環境によ

って違うんです。

 

例えば、病気の治療に関しても、理想はオーダー

メード治療でなければなりません。

クスリだって人によって効果も副作用も違います。

ひとりひとりに最適な用法・用量が求められます。

しかし現実にはそれは無理です。

 

医薬品の開発でも臨床試験における人体実験は100

人程度で、既存の薬と比較してわずかでも効果が

認められるかどうかが認定の基準です。

ですからコラーゲンやヒアルロン酸などの美容成

分の効果にしても同様なんです。

いや、世の中の健康食品やサプリメントなどもま

ったく同じです。

 

研究や実験によって効果が得られたとしても、

人に共通するものではないということを知ってお

いてください。

IPS細胞の効果

現在はIPS細胞など再生細胞の研究が行われてい

ます。近未来には実用化できる可能性が高いと言

われています。

IPS細胞が完成すれば、理論上では若い頃の美肌

を取り戻すことが可能となります。

美肌だけではありません。加齢や酷使によって機

能が低下した臓器や器官も再生することができま

す。

 

 

現在の美容法や美容商品はIPS細胞実用化までの “つなぎ役”

最終的な着地点としては、IPS細胞の実用化です。

それまでの間の “つなぎ” として健康食品やサプ

リメントや美容商品があると思ってください。

 

美肌成分のサプリメントは、現段階では科学的

に効果は証明されていません。

ただし、その人の持つ遺伝子や生活習慣が作用

する可能性は否定できません。

 

ただし、その確率はとても低いということも念

頭に入れておいてください。

世の中には数え切れないほどの商品が存在しま

す。そしてその商品の説明は、あたかもどの商

品よりも優れているかのような巧みな誘導文と

なっています。

専門知識を持たない人に専門用語を多用して、

真実を捻じ曲げようとしている売り手もいます。

成分

美肌については健康食品やサプリメントよりも、

直接肌に塗る化粧品の方がはるかに効果が期待

できるようです。

もちろん肌組織まで浸透するという科学的証明

はありませんから、絶えず使い続けなければな

りませんが、IPS細胞が実用化されるまでの間、

肌の状態を維持するという考え方をしてくださ

い。

 

 

大切なのは「保湿」と「紫外線対策」

アンケート調査で、興味のある美容成分として

「コラーゲン」「ヒアルロン酸」「プラセンタ」

がありました。

 

確かにこれらの成分は美肌にとって必要不可欠な

ものです。

しかしながらこれらを外部から吸収し定着させる

ことは困難という結果が出ています。

 

ほとんどの方は「機能が落ちてきた肌細胞をどの

ようにして維持または再生させるか」ということ

に注目しています。

現実的に見れば当然のことです。

しかし近未来に確実に「新しい細胞で再生が可能

になる」としたらどうでしょうか。

おそらく「それまでのつなぎ」ということがわか

り、効果がないものにお金や時間を費やすことも、

売り手の巧妙な誘導にも惑わされなくなるのでは

ないでしょうか。

肌の予防

IPS細胞につきましては「治すから取り替える時代

の到来」で詳しくお話しします。

美肌にとって “つなぎ” としてやるべきことは、「保

湿」「紫外線対策」だけなんです。

現段階では、どんな成分を使おうと肌の再生は不可

能です。

ですから “肌の予防” だけを考えてください。

 

 

効果的な保湿はヒト型セラミド1・2・3・6

お肌の水分は角質層にある細胞間脂質 (セラミド)、

天然保湿成分、皮脂によって保たれています。こ

のうち細胞間脂質であるセラミドが80%を占めて

います。

 

セラミドは水溶性ではないので化粧水に配合する

ことはできません。

なので、セラミドが配合された美容液やクリーム

がオススメです。

 

セラミドは、ヒト型セラミド、非ヒト型セラミド

擬似セラミドなどの種類がありますが、浸透しや

すく保湿効果が高いのはヒト型セラミドです。

セラミド

また、ヒト型セラミドには種類があります。成分

表示でセラミド1・2・3・6と書かれているものを

選びましょう。

保湿は毎日続けることが大切ですので、できるだ

け安価な商品の方が継続できますよね。

背伸びして高価な商品を使っても、得られる効果

に大差はありません。

 

保湿化粧品を選ぶときに注意することは、ヒト型

セラミド1・2・3・6のいずれかを配合したもので

す。


 

 

一般的な紫外線対策に加え、食べる紫外線対策も有効

次に紫外線対策です。

紫外線は太陽光線成分のひとつです。紫外線A波

(UV-A)、紫外線B波 (UV-B)、紫外線C波 (UV-C)

に分かれます。

 

紫外線A波 (UV-A)は「生活紫外線」ともいい、

太陽光線の90%を占めます。

紫外線B波 (UV-B)は「レジャー紫外線」といい、

一般的な日焼けを起こす紫外線です。

紫外線C波 (UV-C)は地表には到達しません。

 

対策としては、

・帽子や日傘やサングラスなどの紫外線防止グッ

ズを使う。

・日焼け止めクリームを塗る。

・長袖などの紫外線を防ぐ服装を選ぶです。

ビタミン

紫外線対策として「食べる日焼け対策」もありま

す。

オススメするのは、ビタミンA、ビタミンC、ビタ

ミンEです。

これらのビタミンは美肌のために必要な栄養素で

す。

紫外線対策として期待できるとともに、美肌にも

必須ですので、これらのビタミンを含む食品を多

く摂るようにしましょう。

ビタミン群

ビタミンCは、メラニン色素の生成を抑えるとと

もに、コラーゲンやエラスチンの生成を促進する

働きを持っています。

 

ビタミンEは、抗酸化作用を持っており、肌の老

化の大きな原因である活性酸素による酸化から

守る働きが期待できます。

 

ビタミンAは、抗酸化作用のほか、コラーゲンの

生成の促進に力を発揮します。

このビタミンA・C・Eすべてを含むものがトマト

です。中程度の大きさのものを2個ほど食べれば、

美肌や紫外線対策に必要な一日分の半分以上が摂

れるのです。

トマトとツナのサラダ

夏に向けて「トマトとツナのバジルサラダ」はい

かがでしょう。

トマトはビタミンA・C・E、ツナはビタミンE、

バジルはビタミンAが豊富です。

さらにビタミンEは油と一緒に摂取すると効果が

高まります。

是非お試しあれ。