時間を忘れて没頭できるかどうか

ストレスを感じる場面は、人間関係に次いで多い

のが仕事の悩みです。

仕事の悩みについて、人付き合いや人間関係以外

の部分で多いのが、「評価」「比較」「将来への

不安」などでしょうか。

 

まず軸となる「仕事が楽しいと思えるか」という

ことです。

どういうことかと言いますと、「時間を忘れて没

頭できるかどうか」となります。

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思い出してください。自分が好きなこと、楽しい

ことは、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

ワクワクしながらそのことに集中できます。

それが「楽しい」ということです。

 

現在の仕事でそれができている人はひと握りだと

言われています。

ほとんどの方は「生きていくために必要なことだ

から」と思っているようです。

 

仕事が楽しいと思えるかどうかは、考え方次第

んです。

脳まかせの考え方では、仕事を楽しいと思えなく

なるようにできているのです。

 

 

目指すのは「評価」ではなく「満足」

前回もお話ししましたが、脳が行う思考の大半は

ネガティブです。

自分自身を守るためにリスク回避をするからです。

 

脳が行う思考の特長を理解して、 “脳まかせ” では

なく、自分の意思で思考をコントロールすれば、

ストレスはずいぶんと軽減できるはずなんです。

 

まずは「評価」についてです。

これは人間関係にも含まれますが、脳は「いい評

価を得る」ことがとても好きです。

しかし思考はネガティブですから、行動は「悪い

評価をされないためにどうするか」となります。

 

望むことと、行動とが違う方向を向いてしまって

いるのです。

これは「評価」を目的にしているから起こる現象

です。

 

「評価」とはあくまで結果です。何かの行動や成

果に対しての意思表示に過ぎません。

これは脳が勝手に行うことなんです。脳まかせの

思考にしている人は、このことにまったく気づい

ていません。

 

時間を忘れて没頭できたり、ワクワクしながら取

り組めることには、評価なんて気にしません。

そこにあるのは「満足できたかどうか」だけです。

「評価」ではなく「満足」を基準にした行動をと

ればいいのです。

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脳はいい評価を得ることを絶えず望んでいますが、

そんなことに支配されてはいけません。

それを断ち切ってください。そして「自分が満足

できる」ことをやってください。

満足できればそれでいいのです。

 

 

何かとの比較ではなく、自分らしいかどうか

次は「比較」についてです。

脳が好む思考は、「正しいか間違いか」「好きか

嫌いか」「効率的かどうか」などです。

そのためには何かの基準が必要になります。その

基準と比較するようにできているのです。

 

基準は過去の経験や知識がベースとなります。

果たしてそれにどれだけの価値があるのでしょう

か。

 

仮に間違った行動を取ってしまっても、それは貴

重な経験となって脳のデータベースに刻まれます

好きか嫌いかは、経験と知識の情報量でどんどん

変わるものです。

効率を追求するあまり、大切なものを見落として

しまうことだってあります。

 

誰かと比較することもまったく意味がありません。

自分らしさの追求こそが「魅力」なんです。

生物学的に言えば、遺伝子はすべて違います。誰

かに似せる必要なんてまったくないのです。

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この比較を好む脳の特長が「平均的」の流れをつ

くっています。

世の中の成功者と呼ばれる人や歴史的に名を残し

た人は、「変人」「変わり者」と呼ばれています。

この人たちは思考をコントロールできた人です。

脳が勝手に誘導する考え方に惑わされない人です。

 

ほとんどの人の思考が平均的を目指しているなら

ば、思考をコントロールしている人が変人に見え

るでしょう。

目指すことは、「何かとの比較」ではなく「自分

らしく」なんです。

「自分らしいかどうか」を基準にすればいいので

す。

 

 

将来への不安は、チャンスの到来と捉える

「将来への不安」についてです。

脳の考え方の目的が「リスク回避」ですから、

「将来への不安」はもっとも得意とするところ

です。

 

将来への不安を考え出したらキリがありません。

未来に起こることは誰も予測できませんし、予

測したとしても多くのことはネガティブです。

頭の中を「不安」「心配」で埋め尽くすことに

なります。「どうしよう」「どうにかしなくて

は」という強迫観念にとらわれるようになるの

です。

 

思い出してください。このようなに考えたとし

ても、その多くは「取り越し苦労」であること

がほとんどです。

 

現実に起きたとしても、「人生」という枠組み

の中では「貴重な体験」となるべきものです。

とてつもない恐怖に感じるのは、脳のデータベ

ースにその情報がないからです。

 

成功者と呼ばれる人たちや、幸せな人生を歩ん

でいる人でも、計画通りに来たわけではありま

せん。ほとんどすべての人が「何かのきっかけ」

で、いつの間にか手に入れていただけです。

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むしろ、不安が的中してどん底のような体験

積んだからこそ手に入れられたと言っても過言

ではありません。

ほとんどの人は、そんな体験はしたくないと思

うでしょう。それは脳が望むことなんです。

そうした不安が迫ってきたら、チャンスと思う

ことです。

「不安」ではなく、「チャンスの到来」なんです。


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